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パラサイト隕石 意味・効果

パラサイト隕石とは

全隕石の中でもたったの約1%と、たいへん少ない貴重な石鉄隕石(stony-iron meteorite)に分類される隕石です。

石鉄隕石は、ほぼ同じ量の鉄ーニッケルの合金と、珪酸塩鉱物からなり、その中にフォルステライト(苦土かんらん石、宝石名ペリドット)を含むものだけが「パラサイト」と呼ばれています。

フォルステライト(苦土かんらん石)は、あまり聞きなれない言葉ですが、フォルステライトの中で宝石品質のものは「ペリドット」という宝石名になります。
ペリドットは8月の誕生石としても有名ですね。

苦土かんらん石は本来は写真のような緑色をしています。

苦土かんらん石(ペリドット)は宇宙を漂っている間は私たちが良く知っている緑色をしているそうですが、地球に飛来する衝撃や環境変化の反応によって、隕石に含まれた鉄分が風化して飴色に変わるとされています。

奇跡的に風化の影響を避け、緑色の状態で飛来した苦土かんらん石(ペリドット)が石鉄隕石に含まれていれば、それはパラサイト隕石として、とても価値のあるものとなります。

パラサイト隕石は1772年、ドイツの博物学者ペーター・ジーモン・パラス(Peter Simon Pallas)が発見したことから命名されました。
金属と鉱物が混じり合った状態であることから、地球上では生成が不可能だといわれております。

仮説となりますが、パラサイトは過去に太陽系に存在し、その後破壊された惑星の金属核とその上の珪酸塩層との境目付近に出来ているものとも考えられており、もしかしたら「地球の内部にもこのようなパラサイトの層がある可能性がある」そうです。

パラサイト隕石は、隕石に含まれたかんらん石を光にかざして見ることで、まるで万華鏡やステンドグラス、美しい絵画と評したくなるような美しさを体感することができます。
思わず宇宙に想いを馳せる神秘性です。

パラサイト隕石を手にした時にはこのように、必ず光にかざしてその神秘の模様をご確認下さい。


まるで万華鏡やステンドグラスのような美しさ

パラサイト隕石の意味・効果

DATA

英名 Pallasite Meteorite
和名 パラサイト隕石
主にシルバー、褐色、
硬度 混合物により異なる

パラサイト隕石の主要原産地

ロシア(マガダン州セイムチャン)、ケニア(セリコ)

パラサイト隕石のお手入れについて

パラサイト隕石は、鉄の成分を含むため、水に触れないようにしましょう。
太陽光(自然光)を利用した浄化がおすすめです。

パラサイト隕石の販売

当店で販売しているペンダントトップはパラサイトの中でも近年ケニアのセリコで発見された「セリコ隕石」と呼ばれるものです。

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