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ペリドット 意味・効果

8月の誕生石、ポジティブな力を授ける「太陽の石」

ペリドットとは

オリビン(olivine)という鉱物の中でも、宝飾品に向いた美しい品質のものをペリドットと呼びます。
石の色が食用のオリーブに似ていることから、ラテン語の「オリーブ(oliva)」に由来します。

和名の「橄欖(かんらん)石」もカンラン科の植物のオリーブを指します。

特徴的であるオリーブグリーンですが、これは主成分である鉄によるものになります。

石に入った光が二重の光となって出ていく屈折率を持った石としても有名です。
夜の暗闇の中でも、グリーンに輝く性質を持つことから「イブニング・エメラルド」の別名を持ちます。

ペリドットの歴史・逸話

古代エジプトでは、ペリドットを国家の象徴「太陽神」に見立て、崇めていたと伝えられており、「太陽の石」、「太陽から飛んできた石」などと呼ばれていました。
困難な状況でも、希望の光を照らし出し、「明るい未来へ導く石」として大切にされてきたと言い伝えられています。

現代では、ペリドットはハワイのお土産としても有名です。過去にはハワイでよく産出されていたことから、ペリドットは「女神ペレの涙」だと言われ、「火の清め」のパワーを持つと信じられていました。

しかしながら、現在ではハワイでは原石が採れなくなってきていることから、現地で流通しているペリドットはアリゾナ産といわれています。

また、最近では石鉄隕石(パラサイト隕石)の中に橄欖石が含まれているなどして、注目を集めています。

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ペリドットの意味・効果

DATA

英名 Peridot
和名 橄欖石(かんらんせき)
組成 Mg2(SiO4)とFe2+2(SiO4)
黄緑色、緑色、褐緑色
光沢 ガラス光沢
条痕色 白色
結晶系 斜方晶系
へき開 不完全
硬度 6.5~7.0
比重 3.22~3.45

ペリドットの主要原産地

エジプト、アメリカ、中国、パキスタン、ミャンマー、メキシコ、ノルウェー、オーストラリア、ブラジル、ケニア、ロシアなど

ペリドットの品質の見分け方

傷が少なく、茶色みが強すぎない美しいグリーンのものが良質のものとされています。
また大粒の結晶になればなるほど、希少価値も高まります。結晶が大きくなるにつれ、クラックも入りやすい傾向にあります。
そのため、市場では大粒でクラックが少なく、宝石質のペリドットは非常に高価な価格で取引がされています。

ブレスレットでは、6mm程度のものであれば比較的、流通量が多いため安価で入手が可能であるが、8mm以上のサイズになると急激に値段が上がり、さらに色、クラック次第で値段が全く違う価格帯になります。
なぜ大粒の結晶がとれないのか
ペリドットは火山付近で産出されます。溶岩の塊に運ばれて、地表に出るため、急激な減圧で石が小さく砕けてしまいます。
そのため、大きな結晶で採掘されることはごく稀です。


採取されるものは小さく砕けたものが多いです。

ペリドットの販売

ブレスレット
さざれ
ペリドット さざれ入り 浄化スプレー

ペリドット さざれ入り オルゴナイトピラミッド

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