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姫川薬石 意味・効果

新潟県姫川で古来よりの薬石として愛用された石

姫川薬石とは

新潟県の姫川渓谷周辺で、およそ6500万年前の火山噴火により、堆積した流紋岩質凝灰岩(りゅうもんがんしつぎょうかいがん)に分類される鉱物です。

天然ラジウム鉱石として微量の放射線を出すため、新潟県糸魚川の地域では、古来より姫川薬石を患部にあて、怪我や病気の治癒に使われてきました。

微量の放射線が人体を刺激し、生体を活性化させ、生命活動にとってはかえって有益であるという考えを放射線ホルミシス効果といいます。

一般的に採取される姫川薬石は、長年にわたり姫川の上流から下流へと下り、一度海へたどり着いた後、打ち返す波で海岸に打ち上げられたものが多いとされています。

姫川薬石の特徴

虎目模様

表面にある茶色の波模様は、海水や風雨にさらされて、鉄分が酸化し赤くなった(錆びた)ものです。それが姫川特有の美しい虎目の秘密です。

石英の結晶が含まれている

姫川薬石は石英斑岩に分類され、石英の小さな結晶、水晶の粒が混じります。

無数の石英が含まれているのが分かります。白っぽくなっている箇所が石英です。
表面上には角度を変えるとキラキラした水晶が入っているのが確認できます。

そしてもう一つの特徴である表面のボコボコざらざらは表面の石英が取れてしまうことによるものです。

表面の石英が取れたことにより穴が開いている

原石の断面に中心核が現れる

更にこの風化が進むと中心部分(核)が現れ、今度は密度が高くなり、熟成されたツルツルで真っ白な姫川薬石になります。
中心部は石英の粒もほとんど見られなくなり、ボコボコ感もなく滑らかな肌触りになっていきます。


写真の原石は水に濡らしています。

中心核が現れるのは本物である証と言えます。

水分に触れると色が変わる

水をかけたり、浸けたりすると、姫川薬石の色が変わります。
乾くと元の色に戻ります。

※ブレスレットやさざれなど、表面を「研磨」されているもの、または含侵処理等をおこなっているものは、色が変わることはありません。

色が変わるのは、自然の状態で産出された状態のものだけです。

姫川薬石の偽物

近年、姫川薬石に似ている石を、姫川薬石として取り扱い、販売されていることがあります。
姫川薬石の鉱石名は「流紋岩質凝灰岩(りゅうもんがんしつぎょうかいがん)」ですが、類似石は「流紋岩」となります。

左:流紋岩質凝灰岩 右:流紋岩

流紋岩質凝灰岩(姫川薬石)と流紋岩では触った時の質感が全く異なります。
流紋岩質凝灰岩はざらざらしており、表面上に石英の結晶が見られ、またポツポツと穴が開いていますが、流紋岩の方はサラサラで、石英の結晶も見られず穴も開いていないのが特徴です。

断面比較したものがこちら

姫川薬石の意味・効果

DATA

英名 himekwa rhyolite
和名 流紋岩質凝灰岩(りゅうもんがんしつぎょうかいがん)
組成 SiO2(70%で構成)
薄茶色
硬度 4~5
比重 2~2.5(混合物により異なる)

姫川薬石の主要原産地

新潟県糸魚川市

姫川薬石の使用方法

姫川薬石の販売

GOLD STONEではブレスレットや勾玉、産出された状態の原石などを取り揃えております。


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