ホタルガラスとは
沖縄のお土産として人気のホタルガラスは、とんぼ玉と同じようにバーナーワークと呼ばれる成形技法を用いて作られた穴のあいたガラス玉です。
職人がひとつひとつ色の付いたガラスを溶かして鉄心に丸め、水飴のように溶けた状態のガラスに、銀箔(ぎんぱく)を重ね、特殊な技法で美しい色を表現しています。
一つ一つ手作業により作られたビーズ。
1玉、1玉が異なる模様、色味を見せてくれるのも魅力の一つです。
ガラス職人の思いが込められたホタルガラスです。
ホタルガラスは沖縄発祥ではない!?
ホタルガラスはとんぼ玉の一種です。
ホタルガラスの歴史は古く、古代エジプトや古代ローマの貴族がアクセサリーとして用いたと言われています。
日本では、1980年頃から珊瑚の製品に代わるものとして、脚光を浴び始めました。
深い海を思わせる、鮮やかな色彩が観光客の心を掴み、沖縄のお土産として定着したと考えらています。
現在では、那覇空港や、国際通りだけではなく、各観光スポットやホテル、旅館のお土産コーナーに必ず置いてあるほど、沖縄のお土産として定番のホタルガラスです。
ホタルガラス=光るは間違い!?
現代でこそ、ホタルガラスは光るが当然と思われているかもしれませんが、ホタルガラスは当初、光らないものしか生産がされておりませんでした。
名前にホタルと付くことから、光ると勘違いをする観光客が出始めたことから、その後、改良版として暗闇で光る、まるで昆虫のホタルを連想させるような蓄光タイプが生産されました。
光るホタルガラスには蓄光材が入っております。
蓄光材は光りを吸収することにより、暗闇で光ります。
蛍石とホタルガラスは別物
ホタルガラスはホタル石と呼ばれることもあります。
天然鉱物であるフローライトも和名が「蛍石」と呼ばれることから、ホタルガラスと混同しがちです。
フローライトはアメリカ、イギリス、カナダなどから産出される鉱物です。
フローライト原石
ホタルガラスの販売について
当店では、様々なカラー、形状のホタルガラスの販売を行っております。
オーダーメイドでの生産を承ることも可能でございます。
オンラインショップでは、ブレスレットやペンダント、ピアスなどのアクセサリーや、製作用の一連ビーズ、粒単位での販売も行っております。
定番カラーの青(ブルー)だけではなく、ピンク、オレンジ、グリーン、暗闇で発光する(蓄光)タイプなど、多数取り揃えております。
お問合せ先
e-mo株式会社 06-6958-4261 (受付時間:10:00~17:00 土日祝日を除く)