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チャロアイトとは
ロシア連邦サハ共和国にあるムルン山塊でのみで産出される希少な石です。
チャロアイトは、まるで水彩画のような質感を持つ芸術的な印象の石で、その特徴的な模様はロシアンマーブルとも呼ばれます。
薄紫色の色彩は不純物のマンガンに起因するものとされ、エリジン(黒い部分)、マイクロクリン(透明~白い部分)、ティナクサイト(淡橙部分)などの鉱物とマーブル状に混ざり合うことから成り立っています。
スギライトやラリマーと並び、世界三大ヒーリングストーンの一つに数えられます。
チャロアイトの意味・効果
- 精神的な癒しのパワー
- 恐怖心や不安を取り除く
- 人生の転機の時、良い方向へ導く
- 危機回避
チャロアイトの歴史・逸話
名前の由来は、「シベリアのチャロ川流域で発見されたため」という説と、この石の美しさに魅了されて、「ロシア語のcharo(魅惑するという意味)」から名づけられたという説があります。
チャロアイトは1978年に新鉱物と認定された新しい石ですが、145万年~1億2500万年前に生成されたと推定されています。
希少性と美しさから、世界中の人から愛され、人気を博していることから、乱掘により今後、枯渇してしまうのも時間の問題だと言われています。
DATA
英名 | Charoite |
和名 | チャロ石(ちゃろせき) |
組成 | (K,Na)5(Ca,Ba,Sr)8[(OH,F) | Si6O16 | (Si6O15)2]・nH2O |
結晶系 | 単斜晶系(繊維状) |
硬度 | 5~5.5 |
比重 | 2.54~2.68 |
色 | 紫色 |
劈開性 | 明瞭 |
チャロアイトの主要原産地
ロシア
エンジェルシリカについて
チャロアイトに、石英(クォーツ)とバランス良く混ざり合い、優しいパープルカラーとなったものが存在し、「エンジェルシリカ」という名称で親しまれています。
チャロアイトの品質の見分け方
品質を見分ける上で重要となるのは、黒い部分や茶色い部分が多いか、少ないかで見分けることが可能です。
黒い部分と茶色い部分が多いほど、ランクダウンとなります。
高品質なものほど、黒い部分が少なく、紫のマーブルが綺麗なものが良質とされています。
チャロアイトの販売
当店ではチャロアイトの販売を行っております。
ブレスレットやペンダント、さざれ、丸玉などを取り扱いしております。