姫川薬石
姫川薬石とは
流紋岩質凝灰岩(りゅうもんがんしつぎょうかいがん)に分類される鉱物です。
表面にある茶色の波模様は、海水や風雨にさらされて鉄分が赤くなった(錆びた)ものです。それが姫川特有の美しい虎目の秘密です。
そしてもう一つの特徴である表面のボコボコざらざらは表面の石英が取れてしまうことによるものです。
微量の放射線を出すため、新潟県糸魚川の地域では、古来より姫川薬石を患部にあて、怪我や病気の治癒に使われてきました。
微量の放射線が人体を刺激し、生体を活性化させ、生命活動にとってはかえって有益であるという考えを放射線ホルミシス効果といいます。