刃先部分をギベオンで作成した模型です。刃物ではありません。
鉄隕石を刀型に加工し仕立てたもので、大変貴重なものになります。
柄の先の部分には天然ガラスであるテクタイトの丸玉が一石ついています。
鑑別書が付属します。
◆サイズについて
ギベオンの部分のサイズ
長さ約11cm 幅5-13mm
全体のサイズ
20 x 4 cm
◆ギベオン Gibeon
ギベオンは、1936年にナミビア共和国(アフリカ南部)のギベオンというところで発見された、主に鉄とニッケルから成る鉄隕石(メテオライト)です。
約4億5千万年前に地球に落下したと考えられています。
日本では、隕石は天意を表すため、ご神体となったり、神事や祭事などで使われてきました。
◆ウィドマンシュテッテン構造について
ギベオンと言えば、表面上の神秘的な模様が特徴ですが、これはニッケルと鉄の混合物が300-900℃で 100,000気圧という環境、つまり惑星の中心部のような環境化で100万年かけて数度温度が下がる過程において、鉄とニッケル成分が分離をはじめます。
その結果、研磨したギベオンを酸につける事で、溶け具合の差で模様ができます。
これがウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる模様なのです。