モルダバイトとは
隕石が地球に衝突した際に、何らかの物質が溶け、それらが急激に冷却しガラス状になったものをテクタイトと呼びますが、その中でも透明感があり、緑色をしているものをモルダバイトと呼んでいます。
1500万年ほど前にドイツの南に位置するバイエルン州ネルトリンゲンに落下した隕石に起因して形成されたと言われております。
チェコスロバキア(当時)のモルダウ川流域で最初に発見されたことからモルダバイトと名付けられました。
モルダバイトは、宇宙のパワーと地球のパワーの双方が、この石の中に融合されていると考えられています。
モルダバイトはとても軽い!
モルダバイトは他の天然石とは違い、鉱石と違って隕石ガラスとなるため、比重がとても軽いです。
ブレスレットの場合、6mmだとたったの9g前後、8mmだと17g前後、10mmで23g前後とかなり軽いです。(いずれも内径約16.5cm)
モルダバイトの色味ついて
モルダバイトのブレスレットやペンダントでは様々な色味のものがあります。
なぜそんなにも1点ずつ色味が異なるか、それは厚みによるものです。
特性状、厚みが薄ければ薄いほど透けるため、薄いライトグリーンのような色味に、厚みが厚いほど透けなくなるためダークグリーン~黒色に近い色味になります。
モルダバイトの意味・効果
- インスピレーションが沸き起こる
- 宇宙の膨大なエネルギーを感じることが出来る
- 輪廻転生を感じさせてくれる
- 魂の存在を改めて認識させてくれる
DATA
英名 | Moldavite |
和名 | モルダウ石・もるだうせき |
組成 | SiO2が主で、AI Fe Ca Na K Ba Mg Ti Mn Cu Sr などを含む |
色 | 緑色、褐色 |
光沢 | ガラス光沢 |
結晶系 | 非晶質 |
へき開 | なし |
硬度 | 5~6 |
比重 | 2.30~2.36 |
モルダバイトの主要原産地
チェコ
モルダバイトの浄化・お手入れ
ガラス質のため、衝撃により割れやすいので注意しましょう。
モルダバイトの価格高騰について
年々希少価値が高まるモルダバイト。
現在では材料となる原石が採れなくなってきていることから、急激に流通量が少なくなってきております。
特にブレスレットなどの、大きい原石から加工しなければできないものについては、今後の入手が困難になると予想されます。
2020年10月時点で、広州や香港の市場ではブレスレットなどは在庫がなく、ペンダント、ネックレスなどの商品も在庫限りとの情報も。
国内で大玉のブレスレットを販売している業者さんがいれば、価格が上がる前に購入するのも一つの手でしょう。
ブレスレットは玉が大きければ大きいほど希少価値が高まります。
粒の直径1mm単位で、商品のg単価は大きく異なってきます。
10mm以上のサイズになるとg単価も一気に跳ね上がります。大きい玉ほど、素材の元となる原石が大きな原石が必要となるためです。
現在では原石自体が入手困難なため、より希少となります。
モルダバイトの偽物について
希少価値が高まっていることから、現在ではとても高額な価格で取引がされています。
中にはモルダバイトと偽り、ただの緑色をした人工ガラスを販売している悪徳業者もいます。
偽物を購入しないよう、本物の見極め方をまとめました。
モルダバイトは実際に市場で偽物が多く出回っております。 偽物を購入してしまった!とならないように、本物と偽物の見分け方を解説していきたいと思います。 モルダバイトとは モルダバイトは結晶構造を持たないガラス質で厳密には鉱物ではありませ[…]