ガーネットとは
1月の誕生石としても知られる「ガーネット」という名前は一度は耳にしたことがあるほど有名ですが、実は単一の鉱物の名前ではなく、構造が似ている20種類以上の鉱物(ケイ酸塩鉱物)のグループ名です。
赤い色味のほか、成分によりさまざまな色がみられます。
ガーネットの主な種類
- パイロープガーネット
アルマンディンガーネットと並ぶ赤い色味で一般に「ガーネット」として流通しています。主な成分はマグネシウム・アルミニウム。 - アルマンディンガーネット
一般的にガーネットと呼ばれているものはアルマンダイト又はパイロープを指します。
赤みが濃く、黒っぽい色味で、主な成分は鉄・アルミニウム。 - ロードライトガーネット

アルマンディンガーネットとパイロープの固溶体で、紫がかった赤色が特色。
ギリシャ語で「薔薇」を意味する”Rhodo”と「石」の”lite”から名付けられました。 - モザンビークガーネット

ロードライトガーネットと同様に、パイロープとアルマンディンの混ざっているものですが、赤色が濃く高い品質で、産地である東アフリカのモザンビークから名前が付けられています。 - グロッシュラーガーネット

「グリーンガーネット(ツァボライト)」「オレンジガーネット(ヘソナイト)」などがあります。
様々な色があり、色によって異なる名前があります。主な成分はカルシウム・アルミニウム。
スターガーネット

光が当たると4~6条の光が浮かぶガーネットもあります。
「スターガーネット」と呼ばれ、成長過程で他の石など異物がまざることで見られる現象です。
スターの見られるガーネットのほとんどはアルマンディンガーネットと言われています。
ガーネットの意味・効果
- 不変の愛
- 恋愛成就
- 生命力を高める
- 困難や障害に立ち向かう
- 身体をリフレッシュする
ガーネットの歴史・逸話
ガーネットは、粒状の結晶の様子からラテン語の「Granatus(種子)」に由来するとされており、多産や豊穣の象徴とされていました。
また、最も古い歴史をもつ宝石のひとつと言われ、古代エジプト、ギリシャ、ローマでは「血」を思わせる色味から、怪我を防ぐ護符として使われたとも言われています。
DATA
| 英名 | Garnet |
| 和名 | 柘榴石 |
| 組成 | Fe2+3Al2(SiO4)3 |
| 硬度 | 7.5 |
| 結晶 | 等軸晶系 |
| 色 | 濃い暗赤色・赤褐色・紫色・オレンジ色・緑色・黒色など。 |
| 光沢 | ガラス光沢 |
ガーネットの主要原産地
インド、スリランカ、マダガスカル、ブラジル